定期検診を受けるべき理由とは？大人も子どもも予防が大切

こんにちは。大垣市の歯科医院、早野歯科医院です。

「痛くないから歯医者に行く必要はない」
「歯は毎日みがいているから大丈夫」
そんなふうに思っていませんか？

実は、お口の中の病気の多くは、自覚症状がないまま進行していることが少なくありません。
特に虫歯や歯周病は、気づいたときにはかなり進んでいたということも多いのです。

そのリスクを防ぐために大切なのが「定期検診」です。
今回は、大人・子どもを問わず歯の健康を守るために定期検診が必要な理由と、受診のメリットについてわかりやすくご説明します。

 

定期検診とは？どんなことをするの？

 

定期検診とは、歯科医院で定期的にお口の状態をチェックし、必要に応じてクリーニングや予防処置を行うことを指します。
当院では、定期検診の際に次のようなことを行います：

• 虫歯・歯周病の有無や進行状態のチェック
• 歯ぐきの状態や歯石の付着状況の確認
• 歯石・プラーク（歯垢）の除去
• 正しい歯みがき方法のアドバイス
• お子さまの場合は、フッ素塗布やシーラントなどの予防処置

 

こうした処置によって、病気の早期発見・早期対応が可能になり、結果的に歯を守ることにつながります。

 

定期検診を受けるべき理由①

 

虫歯・歯周病は“気づかないうちに進行する”から

虫歯や歯周病は初期の段階ではほとんど症状がなく、痛みを感じる頃にはかなり進んでしまっていることが多いです。
特に歯周病は、「サイレント・ディジーズ（静かなる病気）」とも呼ばれ、自覚症状が出にくく、重症化してから気づくケースも多いのが特徴です。

定期検診で早めに発見できれば、治療も簡単で、歯を削る量や治療費用も最小限に抑えることができます。

 

定期検診を受けるべき理由②

 

歯石や磨き残しは、毎日のケアだけでは完全に落とせない

毎日歯をみがいていても、歯と歯の間や奥歯の裏側など、磨き残しが出やすい場所があります。
そこにたまった歯垢（プラーク）は、時間が経つと歯石になり、歯ブラシでは取れなくなってしまいます。

定期検診では、専門の器具で歯石を除去し、お口の中をすみずみまでクリーニングします。
これにより、虫歯や歯周病の原因となる汚れをリセットすることができます。

 

定期検診を受けるべき理由③

 

歯の寿命が伸びる＝自分の歯で過ごせる期間が長くなる

日本では、80歳で平均10本程度しか歯が残っていないというデータがあります。

一方で、定期的に歯科を受診している方は、80歳でも20本以上の歯を保っているケースが多いという報告もあります。
定期検診を習慣にすることで、自分の歯で噛む・話す・笑うという当たり前のことを、いつまでも続けることができます。

 

大人も子どもも、予防がカギ

 

子どもの定期検診のメリット

• 虫歯の早期発見・早期予防
• 正しいブラッシング習慣が身につく
• 成長に合わせたお口の変化をチェック
• 永久歯への生え変わりの確認とフォロー

特に乳歯の虫歯をそのままにしておくと、永久歯にも影響が出ることがあるため、小さいうちからの予防意識がとても大切です。

 

大人の定期検診のメリット

• 歯周病の進行予防・口臭対策
• 詰め物や被せ物の不具合を早期に確認
• 年齢とともに変化するリスクへの対応（歯ぐきの下がり・根面う蝕など）

 

年齢を重ねるほど、自覚しにくいリスクが増えるため、大人こそ定期検診が重要といえます。

 

定期検診の頻度はどれくらいが理想？

 

一般的には、3〜6か月に1回の受診が理想とされています。

ただし、お口の状態によっては、月1回のメンテナンスが必要な方もいれば、半年に1回で十分な方もいます。
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて、最適なペースをご提案しています。

 

まとめ｜予防こそが最良の治療です

歯の健康は、何かトラブルが起きてからではなく、「何もないとき」にこそ守る価値があります。
定期検診を受けることで、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、自分の歯を長く使い続けることが可能になります。

大垣市で信頼できる歯科医院をお探しの方は、ぜひ早野歯科医院へご相談ください。
私たちは、皆さまのお口の健康を長期的にサポートできるパートナーでありたいと考えています。

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